中年バックパッカーの勧め(基本編) 筆者のつぶやき
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中年バックパッカーの勧め(基本編)

 

中年バックパッカーの勧め 2

1.はじめに

皆さんは日頃どんな旅をしていますか??1泊2日の温泉旅行、2泊3日の沖縄旅行、4泊5日の海外旅行??やっと休みを取って気合を入れて・・??私は単なるサラリーマンです。20年以上のサラリーマン生活の中で、海外勤務が14年ほどあることが普通ではないかもしれませんが、このタイトル『中年バックパッカーの勧め』にあるバックパッカーであったわけではありません。

高校生の時自転車で日本1周したとか、大学生の時に世界を放浪したとか、そんな輝かしい旅をしたことはありません。というよりは学生時代は部活の合宿で信州に行った以外では、台湾に10日ほど行っただけなのです。しかしこの台湾の旅が私の旅のスタイルを決めたのかもしれません。何のスケジュールもなく、あても無い旅。この心地よさはその後の中国留学、台湾・香港駐在時にどんどん膨らんでいきました。

 

(1)時間が無い、は嘘

よくサラリーマンには時間が無い、家族もあり、仕事も忙しい、とても旅など行っている暇は無い、と言われます。住宅ローンがある、子供の学費が掛る、とてもそんな費用は無い,とも言われます。『お前はいいな、どうして10日間も1人で旅行できるんだ。』と聞かれることもあります。

私の考え方の一つに『人生日々これ旅』と言うものがあります。松尾芭蕉も『人生を生きると言うことは日々旅をしていること』と言っています。今この瞬間を生きていること、すなわち旅をしていることなのです。もしそうであるなら、旅を意識してみませんか??平日僅か20分、週末先ずは1時間、慣れたら半日、更に慣れたら1日。そして1泊、2泊、家族の協力、理解を得ながら、足を前に出しませんか??

よく時間は自ら作り出すもの、と言われます。サラリーマンの場合、確かに時間は限られていると思いますが、時間を如何に区切るか、ではないでしょうか?? ある時間を『旅』として認識してみませんか??それがどんなに短くても、意識が大切ではないでしょうか??もう1つは心の余裕でしょうか??日本のサラリーマンは本当は仕事の時間が長いのではなく、会社で必要以上に緊張感を強いられている、必要以上に気を遣っていると言うことはないでしょうか??

一切の呪縛??から逃れる、追われていることをバランスキャンセルすることは難しいことかもしれません。しかし少しの間、仕事のことを考えない時間を作ることは大切なことです。これは心の病を予防することになるのではないでしょうか??

 

 

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